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腹話術師が表現で意外に出来ていないこと

「ありえない声」はどうなったよ?
(^_^;)うーん、声の話はまた後日ということで(笑)

とりあえずメモ書きとして残しておきたい、腹話術を普通に
やるにあたっての注意事項。

「人形が喋っている間の術者のリアクションが凍っている」
口が動かないように、しかも声色を変えて、予定通りの
セリフを使って人形も生き生きと操作しつつ・・・
いっぱいいっぱいになるので、術者の動きが固まって
しまうのです。

こうなると、人形の喋るシーンと術者の喋るシーンが
コマで割れてしまっていて連続感がなくなるんですね。
「ある意味で衛星中継」(汗)

おそらく台本にも人形の事しか書いていないのでしょう。
人形が喋っている間の術者のリアクションが豊かだと
それぞれが別人に見えるので不思議さが増すのです。
「口が動かないかどうか」だけじゃないんですね。

人形が喋っている間の術者のリアクションをちゃんと設定して
おくべきです。
割と簡単に参考に出来るのが「漫才」の聞き手側の人の
動きです。
人形を終始見つめながら聞いているのは違和感があります。
喋り手の方も見つつ、話しを理解しながら聞いている仕草って
どんな感じでしょうか。

ただ、喋りのテンポも考えると難しい部分もあります。

一つのパターンとして使える技があります。
「術者の次の動きをフライングで入れる」
人形がもう少しで喋り終えるあたりで人間が次の喋りで
行うべきアクションを少しだけフェードインさせるのです。
術者の次の動きが「ビックリしたわ」だった場合、ちょっと前から
顔だけビックリの表情にしてゆくのです。


腹話術って、奥が深いですね
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「ありえない声」から腹話術1(腹話術に対する一般的印象)

先日の記事で「女声」に挑戦し、最終的にそのテクニックを
腹話術に応用することになった経緯を掲載しました。

今回よりカテゴリを新設して腹話術や声の出し方の現状や
テクニックを交え紹介してゆきたいと思います。

この記事を誰かが見るとしたら、腹話術の関係者かもしれないし。
ね( ・_<)σピンッ‥

まず初めに
「腹話術に対する自分のイメージ」から語りましょうか。
そもそも、趣味でマジックはやっていたけど、腹話術をやろうとは
思わなかったですね(`・ω・´)
「地味」ですし、面白いとも思わなかったですし。

面白くないのは「超有名な腹話術師」の影響もあると思います。
芸風と言われればそれまでですけど。
技術の凄さを語られても、見る側としては楽しめないのです。

実際にはその他の腹話術師を見れば面白い方が沢山おられました。
腹話術は笑ってナンボですよ。
ただ、人を笑わせるのって、死ぬほど難しいんですけど(汗)

( ^ω^)・・・私は
最初はパペットを使っていました。今でもこれは使っています。
ただどうやら「腹話術」を標榜する場合、専用の人形が無いと
動物パペットだけだと「お人形ごっこ」としか人々は感じない
ようです。

世間の印象は
1「専用人形(子供が多い)を取り出して」
2「奇妙な裏声を使って」
3「口が全く動かない」
このような固定観念があるようです。


残念なことに、自分にとっては上記3点は全く興味が無いというか、
「おかしくないか」と思う点を感じずにいられなかったのでした。

腹話術人形について:
腹話術人形は日本ではいくつかの作家が作品を出しているようです。
正直、すべてのメーカーの商品に触れたことはありません。
日本の人形はほとんどが子供の形です。
海外では大人の人形が多いです。
理由は調べてはいませんが、例えば当初の客層が子供だったので、
子供が親近感を抱くように近い年頃の人形を使うようになった、
皆がそれをマネするようになったので、子供の人形が定着したのかも
しれません。

現在、アマチュア腹話術のショーの主な客層は「高齢者」です。
特に、お婆様方がこの「子供型人形」を特別にかわいいと思って
くださるようで人気があります。
女性の方は小さなころからお人形ごっこをしていた事でしょうし、
自分の子供達がまだ小さかった頃のことをいつまでも忘れないで
いるものなのでしょう。

昔の腹話術人形は変にリアルさを求めたのでしょうか?
実際には不気味なものが多く、小さな子供は怖がるようです。

腹話術に使う声:
声が高い裏声でなければならないルールはありません。
違って聞こえればそれでいいのだそうです。
いっこく堂も大半は低い声の人形を使っていますよね。
日本では「男性の裏声」はとても奇異に聞こえるのです。
日本の男性が普段の会話で裏声を使うシーンはどちらかというと
物事を許容出来なくなった場合に用いられることが多いのでは
ないでしょうか?
例えばマスオさんの「ええっ?!」みたいに。
極端に弱弱しいイメージになります。

また、男性の裏声は女性のそれと違って周波数成分の幅が
狭く「時報」のように機械的に聞こえるというのもあるかもしれません。

人形が好きなのも女性で、裏声を使うと弱弱しいイメージに
なるとあれば「腹話術」は男性には不人気の趣味となります。
ですから、アマチュア腹話術の方々も7割が女性です。
沢山の女性に混じって趣味を楽しみたいなら、腹話術のサークル
はある意味もってこいかもしれません。

口が全く動かない:
いっこく堂が「口が全く動かない」を自慢するのには理由が
あります。
昔の腹話術師は人形が喋るとき、例えばいっこく堂の言う
「ぱ行、マ行」以外の言葉でもかなり口が動いてしまって
いたようです。
今でも大半のアマチュア腹話術師はベテランであっても
テレビカメラで口元を撮影されてしまうと口の動きを完全に
封じられている人は見ないです。

いっこく堂の登場で、日本の腹話術団体は慌てて対応に
追われた状況であり、「ぱ行、マ行」を何とか誤魔化す
方法は考案されていますが、それ以外の方法は
「鏡を見ながら気を付ける」程度の根性論でして、確固たる
メソッドらしきものはまだ見たことがありません。

人形に対する取扱い:
多くの腹話術は確かに「首から上」は表情豊かに動きます
しかし、首から下を巧みに操作する人はいません。
下半身不随の状態です。
病人と話しているかと思いました。
また、堂々とトランクケースから取り出したり、ケースに
押し込んで退場する演技も平然と行われています。
人間であれば犯罪行為です。
腹話術は「話術」であって、人形劇ではないという観念が
術者側にあるようです。

海外とのやりとりが無い:
マジックの世界では、実はさかんに海外からプロを招いて
各地でレクチャーを行っていますが、腹話術ではほとんど
行われないことです。
日本の腹話術はよほど規模が小さいのでしょう。
海外からレクチャー講師が来ても、渡航費用をペイ出来
ないものと思われます。
言語の違いがノウハウに影響しましすね。
また、海外でノウハウを積んだ講師の存在もありません。
いっこく堂ですら、独学でなんとかしたのですから。
プロでやっていくのはかなり厳しいことです。





日本での腹話術は「いっこく堂」の存在があるから、それなりに
発展しているのかと思われがちですが、いまだ未成熟な
分野だと思います。
日本での腹話術から「いっこく堂」を取り除くと、何も姿が
見えなくなってしまいます。
いっこく堂さんは、日本の腹話術の発展を願って後継者を
育てておられるのでしょうか?

少しイケメンの若い男性などが、今までいっこく堂とかが
やってこなかったような「カッコイイ腹話術」をやるとか、
とにかく腹話術は隙間だらけですから、今から挑戦すれば
誰かの後追いで人々の雑踏に埋もれることなく腹話術を
エンジョイ出来る要素は十分にある状態だと思います。
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